2018年1月12日(金)〜14日(日)

身体の知覚
 カラダノチカク vol.6



遠くの音を聞いたり、風を感じたりするとき、
五感ではくくれない身体の知覚が
働いているのではないか……。

様々な表現は大抵の場合、
何かを媒介として他者と物事を共有します。
例えば詩や文学は言葉、音楽はメロディや音、
美術は色彩や空間。演劇、ダンスは声や身体の動き。

この「身体の知覚~カラダノチカク~」では、
認識しきれない「知覚」そのものを媒介としながら、
その場や時間を、そこにいる方々と
共有することを可能にするには どうしたら良いのか?
また、そのためには身体が どうあるべきなのか、
様々な取り組み方法によって模索していきます

普段は意識しない、
誰もが持つ身体の知覚の可能性を
再発見したいと思います。

皆さまと、身体の知覚を通して、
出会うことができれば幸いです。


(喜多尾浩代&RAFT)

●料金 各公演前売予約 ¥2,000(当日¥2,300)
    2公演セット  ¥3,500(予約のみ扱い)
    3公演セット  ¥4,500(予約のみ扱い)
●お問合せ/ご予約
 (とても小さい会場です。ご予約をおすすめします)
 予約フォーム→予約フォーム

 mail→クリック
 tel→03-3365-0307
●予約に関して
・メールでのご予約
件名を「知覚予約」とし、
本文に下記1〜4をご明記ください
1お名前
2 観覧日時(セットの場合は種類と日時)
3 枚数
4 ご連絡先(携帯番号or固定電話)
※2日たってもメールの返信が無い場合は、ご予約が完了していませんのでお手数ですが再度メール、もしくはお電話にてご連絡ください。
・全席自由席です。開演時間を過ぎてご入場の場合、ご予約されていても、お席にご案内できない場合があります。余裕をもってお越しください。

●会場 RAFT(中野区中野1-4-4 1F)
    アクセス→map
●企画 NPO法人らふと



■1月12日(金)20:00開演(19:30開場)
喜多尾 浩代 公演

立ち止まってみた時に
ふと気づくモノゴトは、
いつも 穏やかな響きを届けてくれています。
カラダノチカクが
観る人に発生することを 希い…
世界と そして あなたと 向き合うために、
静かに 変わり続け 此処にいる。


【KITAO Hiroyo】
幼い頃からドイツ・モダンダンスの系譜の中で踊り始めるが 徐々に逸脱。医科学の領域で博士(Ph.D.)となり研究を続ける。 2001年に海外での放浪的表現活動を体験し、『現象として存在する身体ソノモノ』に興味を持ち始める。現在は、肉体知が突き動かす身体感覚を基点に モノやヒトと交感してゆく表現行為を 『身体事』と名付け、ソロ・パフォーマンスを中心として、国内外の様々な環境で コラボレーションやワークショップなどに取り組んでいる。
http://www.nsknet.or.jp/~kitao

■1月13日(土)17:00開演(16:30開場)
田辺 知美 公演

日々の気象は晴れの日、風の日、
急な雷雨の日も…
肌の耳を澄まし、
肉で匂いを嗅げば身体にも、
睦月・RAFTの夕刻の天気が。

【TANABE Tomomi】
1985年2月土方巽の稽古に参加。同年ソロ公演「イプシロン」でデビュー。神領國資、大森政秀に師事。1997年よりソロ「金魚鉢」シリーズを継続。ダンス白州、岩名雅記作品、山崎広太作品等に出演。2012年川口隆夫と土方巽「病める舞姫」をテキストに2つのソロダンス(wwfes.大野一雄フェスティバル、秋田青森公演)。日々、助産師としても活動中。
http://www.tanabetomomi.jp

■1月14日(日)16:00開演(15:30開場)
阿久津 智美 公演

言葉にしにくい感覚を積みながら、
カラダにあらわれてくるものを見る。
そのカラダの中には、
今までたくさんの人と出会ったり、
書物を読んだり、
見たり聞いたりしたものが詰まっている。

【AKUTSU Satomi】
東京生まれ。日大芸術学部卒。在学中より笠井叡に師事。1995年オイリュトミーシューレ天使館卒業。メアリー佐野に東京とサンフランシスコでダンカンダンスを学ぶ。現在ソロワークの他、コラボレーション、ワークショップを国内外にて行う。“いま”“ここ”の感覚をたよりに踊り続けている。身体の知覚作品『デビュー』(2015年)『そこにあるもの』(2016年)