【文学+-×÷】宮沢賢治 編


 文学には、さまざまな物語、思想、哲学、イメージが言葉として記されています。この【文学+-×÷(ぶんがく・かげんじょうじょ)】では、近現代に書かれた文学作品をモチーフとして、 今というこの場、この時を照らし出そうという企画です。
 今回は宮沢賢治を題材とした舞台作品を、3団体が上演いたします。宮沢賢治は「自然」「科学」「宗教」「教育」など、いろいろな側面から、この世界の有り様を掴もうとしました。そして、そこから透明度が高く深淵でいながら、親しみの湧く言葉、物語を紡ぎました。今回参加いただく、黒テント、オーロライトカンパニー、めがね堂が宮沢賢治と出会うことによってどのような作品が生まれるか、どうぞご期待ください。


●お問合せ/ご予約
 (とても小さい会場です。ご予約をおすすめします)
 mail→クリック tel/fax→03-3365-0307
●予約に関して
・メールでのご予約
件名を「賢治予約」とし、
本文に下記1〜4をご明記ください
1 お名前
2 観覧日時
3 人数
4 ご連絡先(携帯番号or固定電話)
※2日たってもメールの返信が無い場合は、
 ご予約が完了していませんのでお手数ですが再度メール、
 もしくはお電話にてご連絡ください。
・全席自由席です。開演時間を過ぎてご入場の場合、
 ご予約されていても、お席にご案内できない場合があります。
 余裕をもってお越しください。

●会場 RAFT(中野区中野1-4-4 1F)
    アクセス→map
●企画 NPO法人らふと
 

 1月23日(金)~25日(日)
 劇団 黒テント 小さな劇場
 「飢餓陣営」「種山ヶ原」

 

 23日(金)15:00/19:30×
 24日(土)13:00×/17:00
 25日(日)11:00×/15:00△

 △=定員間近 ×=売切れ 無印=お席あり
 ※開場は開演の30分前


出演 山下 順子、岡 薫、本木 幸世、
   光田 圭亮、山本 健治、植田 愛子
   冨田 訓広、中島 亜子、宮 小町、
   芹澤 悠



 1月30日(金)~2月1日(日)
 オーロライトカンパニー
 「オパールの檸檬世界
      ─Snow Ball Earth」



 


 1月30日(金)20:00
   31 日(土)14:00/19:00
 2 月 1日(日)14:00/18:00

 ※開場は開演の30分前


作・演出 神田 彩香
出演 桑原 史香、島田 桃子、西田 早耶香
声 佐藤 真貴、神田 彩香
音響=秋田 雄治/照明=赤間 和夏
衣裳=KAKO〈秀島 史子・桑原 史香)
写真=GO/宣伝美術=久野 僚太
広報=林 美貴/協力=奥村 エルネスト 純


 

 2月6日(金)~8日(日)
 めがね堂
 「銀河鉄道の夜
   ~ミヤザワケンジ・
       モディファイド~」

    
 6日(金)19:30×
 7日(土)14:00×/19:30
 8日(日)14:00×

 △=定員間近 ×=売切れ 無印=お席あり
 ※開場は開演の30分前


作・演出 武重 守彦
出演 加藤 大輔、杉原 幸子
   仙石 智彬(ファルスシアター)
   高山 五月(真空劇団)
   永井 久喜、松本 拓真(猿芝居)
協力=krei inc.、猿芝居、真空劇団、ファルスシアター


 
小さな劇場。
小人から大人まで楽しめる
演劇小作品集。
役者の声と体主体で物語る
宮沢賢治の世界。
あなたのまわりでも
こんなことは おこっている
かもしれません。

戯曲『飢餓陣営』…
腹ぺこ兵士達と、バナナン大将の
滑稽な歌芝居。
童話『種山ヶ原』…
種山が原に迷い込んだ少年・達二が
出会った不思議な夢と思い出たち。
「世界の深淵を、探しにゆく」
SF×Dance×Voice Performance
全球凍結した地球が砕けた。
一人の娘がSiと結びつき、
オパール化して残された。
タマシイを運ぶ娘─鳥船が訪れ、
問いが始まる。
「貴方が檸檬で、わたしが紙って
ことにしない?」。
三人目の娘が幕の裏から現れたとき、
砕けた星を貼り合わせ、
娘たちは記憶を確かめる。
ダンス表現と声、サイエンスを
融合させた、世界の深淵を探る
SF 幻想舞台。
舞台は東京。
大正10年1月から8月までのわずか
7か月間に、宮沢賢治は故郷・花巻から
遠く離れた本郷の下宿で、
いまに残る詩編や童話の多くを書き、
その原型を構想した。後に賢治が
「1か月に三千枚も書いたときには、
原稿用紙から字が飛び出して、
そこらあたりを飛びまわったもんだ」
と語った7か月のうちに、
賢治は何を考えたのか。
生涯にわたって改訂を続けた
『銀河鉄道の夜』を補助線に、
東京の賢治を想像する。

【劇団 黒テント】
テント劇場による旅公演を続けた後、団体名を「黒テント」とし、国内・海外での旅公演のほか東京を拠点とした演劇活動を行う。現在は江戸川橋に作業場を移し、さらなる「演劇への挑戦」に向かって新たな活動を展開中。http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/

一般予約:2,300円(当日2,500円)
〈劇団 黒テント公演のみ下記料金がございます〉
中高生:1,000円 小人:500円 
未就学児:無料

【オーロライトカンパニー】
神田彩香主宰。SF×ダンス×ボイスを手法として創作・発信。前身による作品に「宝石スープ辞典」等。書籍部オーロライトパブリッシングにてアートブックを制作するなど、枠組みを越えたモノ創りを理念とする。http://ayakakanda.com/index.html


予約:2,300円(当日:2,500円)

【めがね堂】
2010年秋の旗揚げ以降、公演のたびに役者を募る形式で、シチュエーションコメディ、サスペンスなど、多彩な作風の中短編を中心に上演。2014年より、脚本を担当していた武重守彦の個人ユニットに移行。
http://ameblo.jp/meganedo/
予約:2,300円(当日:2,500円)