2013年3月11日(月)
Remember 3.11

〜東京のわたしたちにできること〜

夜の回(19時〜)は満席となり、ご予約は締め切りました。
ありがとうございます。昼の回(13時30分〜)は余裕ございます。

2011.3.11から2年。
とてつもない出来事を前に立ちすくんでいたあの日から
いったい自分には何ができるのか…
模索しながら今日まで来ました。
東京の小さな町で身近な仲間たちが手をつなぎ
心にいつも福島を想いながら
気が付けば2年目の春を迎えようとしています。
風化なんてしていません。ぜんぜんしていない。
小さなひとりひとりの気持ちを信じて
この町でできることを続けます。


 *  *  *  *  *

原発事故はまるで収束したかのような報道や
放射能被害なんて無かったかような世間の空気
「福島が見捨てられてしまう」

現在の東京で、そんな声も確かに耳にします。
けれども、この町に暮らす人々の思いはさまざまです。
それぞれの場所でそれぞれの思いを持ちながら
福島について自分たちに何ができるのかを考えています。

”311”は大地震と大津波とともに
「福島原発事故」由来のとてつもない被害に
見舞われた出来事です。

いま原発立地で起きていること町民の方々の
悲しみ、葛藤、分断
東京の私たちには到底わかり得ない大きな苦悩。

そんな、311の全てを象徴的に現しているとも言える
双葉町に寄り添い、現在もカメラを回し続けている
堀切さんに私たちのまだ知らないこの2年間の
お話を伺えたら...と思っています。

最大の電力消費地「東京」のわたしたちのこの2年間の想いを
原発立地である「双葉」の方々の心に少しでも
重ねることができたら...

ここ東京で、自分たちが取り組んでいること
全てに通じる”福島を想う気持ち”を
どうか少しでも知ってほしい。

そして、ここから何かが繋がることを願って。

【Remember3.11実行委員会より】



日時=3月11日(月)13:00open 〜 21:30close

 

【上映作品解説】
福島第一原発のお膝元にあり、2011年3月11日直後、全世帯が避難勧告を受けた双葉町。事故から2週間後、町は役場機能を埼玉県加須市に移した。4月、双葉町民のおよそ2割にあたる1400人が避難生活を始めていた。
東京では脱原発デモが起こっていたが、原発と共に暮らした町民の心境は複雑だ。原発を信じてきたこと。何もかも失ったこと……。いつ帰れるかアテもない中で、避難してきた双葉町民はそれぞれの思いを語りはじめた ───
故郷をなくした喪失感と町の分断に直面してもなお、前をみすえて生きる双葉町民の一年を、堀切さとみがカメラにおさめた。

●お問合せ/ご予約(会場が小さいのでご予約をお薦めします)
 mail→クリック  
 tel/fax→03-3365-0307
〈メールでのご予約に関して〉
件名を「3.11」とし、本文に下記1〜3をご明記ください

1 お名前 2 人数 3 ご連絡先(携帯番号or固定電話)
※2日たってもメールの返信が無い場合は、ご予約が完了していませんのでお手数ですが再度メール、もしくはお電話にてご連絡ください。

●会場 RAFT(中野区中野1-4-4 1F)
    アクセス→map

【主催】Remember 3.11実行委員会
【共催】NPO法人らふと
【協力】なかのアクション→web
    小さな無国籍料理店カルマ→web
    阿佐ヶ谷イネル→web
    ポピンズ
    スタジオ響→web
    Gallery 間・KOSUMI→web
    リユースショップ・グランマ
    Live art bar 天→web

 
 ドキュメンタリー映画上映(上映時間=56分)
「原発の町を追われて─ 避難民・双葉町の記録」
(制作:堀切さとみ)
 上映開始時間13:30 / 19:00 (2回上映)
 料金=1,000円(各回) 小学生以下=無料
 ★夜の部は、監督によるアフタートークがあります★

◎映画上映以外の時間帯はカフェ出店や写真、資料の展示などもあります。お気軽にお越し頂き、おくつろぎください。昼の部は桟敷席あります。お子さま連れ大歓迎です。

カフェ出店=小さな無国籍料理店 カルマ
ゲスト=双葉町で長年、和菓子屋を営み現在は避難先である埼玉で営業を再開したお饅頭屋さんによる出張販売 記事参照→